評価は学期末の総括であり、次学期への希望である

教務の細田です。
教務として他の教員の評価チェックをしています。
誤字脱字はもちろん、表現が適切かどうかもチェックしています。

いつも助かっているよ。
ところで君の文章はいつも素晴らしいと思うのだが、
何か勉強したのかい?

まぁ、勉強というほどではありませんが、
文章力向上やキャッチコピーの本は読みましたね。
あとセールストークの本など。

ほう、文章力はわかるがキャッチコピー・セールストークとは面白い。
それはなぜだ?

買う気のないお客さんに買ってもらう。
これはやる気のない生徒の、やる気を起こす。
と似ているなと。
動機づけの参考になるからです。

なるほど、面白い。
ではいくつか紹介してくれるか?
私も読んでみよう。
流し読みでもいい。評価前に読むべき4冊
バナナの魅力を100文字で伝えてください~柿内 尚文
「伝える技術」ではなく「伝わる技術」
伝わっていなければ存在しないのと同じ。
ドキッとしますね。
ですがまさにその通りで、この本では「伝わる技術」を構造化してわかりやすく説明しています。
また、正しく伝わるための「互いの脳内チューニング」についての記述もあります。
「がんばりました」はどのくらいのがんばったなのか、教師と生徒でずれていることありませんか?
超スゴイ!文章術~金川 顕教
なんか表題をみると大丈夫?という感じもしますがw
中身はいたって真面目です。
文章力を学ぶメリットを「人間関係がうまくいく」「スキル(資産)になる」「ロジカル(論理的)シンキングができる」などわかりやすく説明してくれます。
また、文章力向上のメソッドを「初級」「中級」「上級」と系統立てて書いてあるので、読み進めることで文章とは何かを学び、身につけることができます。
人を操る禁断の文章術~メンタリストDaiGo
心理学的視点から文章の組み立てを考えるちょっと面白い本ですね。
こちらも題名はちょっと怪しい感じですが、洗脳や催眠術的なものではありません。
人に行動するきっかけを与える声掛けや文章の言葉選び、構成などが丁寧に書かれています。
DaiGoさんはどうかな、と思いましたが、読み進めると納得できる良書です。
こちらは漫画版、スキマ時間でも読みやすいですね。
売れるキャッチコピーの法則~田村 仁
こちらは廃番になってしまったらしく、新刊が見つかりません。
文章力というより、ものの見方、評価の仕方について参考になるのでは。
作った側の価値と、消費者の価値が違うとキャッチコピーは成立しない。
評価が伝わるかもこの「教師と生徒の価値観の一致」が大事だとわかる本です。
見つけたらぜひ読んでみてください。

どうでしたか?
読まなくても文章は書けます。
ですが、「伝えるテクニック」があるとしたら、
身につけておいて損はありませんよ。
